大好評！？中小企業診断士試験合格体験記の第３段です。今回は、EBAさんの100字訓練について、私が実際に１年間受講し、令和５年度に合格することができた体験記を紹介したいと思います。
それでは行ってみよう。
令和４年度試験終了後、100字訓練を開始
令和４年度２次試験終了後、各受験予備校の採点サービスに回答を送付し、フィードバックを受け始めた12月初旬、不合格を確信し、前からX（ツイッター）や他の合格者のブログ等でも評判が高く、気になっていたEBAさんの100字訓練に申し込みをしました。
100字訓練を始めるには、DMMオンラインサロンでアカウントを作り、月額3,300円が必要となります。すでにDMMアカウントをお持ちであれば、サロンのサイトから入会することができます。また、EBAさんのコースを受講されている場合は、コース料金に含まれているようです。
設問文から与件文へ根拠を探しに行く力がつく
２次試験の王道（？）の解答方法は、設問文を先に読んで、その根拠を与件文に探しに行くことかと思います。100字訓練は、与件文がないことから、やや長めの設問文的な問いかけとなっています。初めのうちは、何を問われているのか解答に迷うお題の日も多いですが、何日も繰り返していくうちに慣れてきて解答ができるようになります。なんとなく解答が浮かぶようになるまで、私は３か月くらいかかりました。
100字訓練をやる前は、この設問文を読む段階で解答の知識を出すことができない、または、出せても精度が低い（多面的でない）ことが多かったのですが、慣れてくると、模試でも、設問文を読んでから与件文に根拠を探しにいくことが苦にならなくなってきました。
半年くらい経過すると、設問文から与件文、解答の流れがスムーズにできるようになり、問題を解くスピードが上がりました。実際に令和５年度本試験では、試験時間80分のうち、事例にもよりますが、60〜70分くらいで解くことができるようになっていました。100字訓練の効果を感じました。
毎日投稿なので、習慣化しやすい
多年度受験となると勉強のモチベーションも低下することと思いますが、100字訓練は毎日お題が提供されるため、勉強のモチベーションが上がらない日も100字訓練だけは、やるようにしていました。（たまに３日分くらい溜めてしまってからやっていましたが。）また、忘れている知識がいい感じにブラッシュアップできて、記憶に残りやすくなります。
100字訓練は、土日祝日関係なく、毎日配信されます。
それに、これ、１月で３千円ですよね、１日にすると約100円。無駄にしたくないですよね。全力で吸収しないと損です。
それに、3,300円/月ですよね、１日にすると約100円。無駄にしたくないですよね。全力で吸収しないと損です。
ルーズリーフに事例別に綴っていき、後から見返せるようにする
100字訓練はiPadなどを使って、スクショなどを撮ってかさばらず、持ち運べるように学習している利用者も多いと思いますが、私はあえて紙ベースで綴っていきました。
これには理由があって、一つは、見返しがしやすいこと、もう一つは、がんばった成果を視覚的に実感できることです。
最終的に１年間でルーズリーフは、厚さが２cm近くになりました。これだけやったんだから受かるはずだと自己暗示をかけて本番に挑みました。
そして、令和５年度本試験、あの問題が出題されるのです。
そして、サブスクリプション…
令和５年本試験、事例Ⅱ第２問の設問で、「新しいプライシングの流れを考慮して」解答させる問題が出題した。必ずしも「サブスクリプション」を解答させる問題ではなかったと思いますが、各予備校の解答では、一つの有力な解答候補として挙げられていました。
解答に使用できたのは、100字訓練のおかげ（23年８月20日と10月25日に100字訓練の問題で出題）と言っても過言ではないのです。全く同じ問題ではなかったのですが、試験委員の先生の著書をもとにした問題であることが記されていたため、迷わず（若干迷って）解答することができました。（本番で解いた順番は、サブスク以外の解答が思いつかなかったらサブスクを書こうとして、この第２問は最後に解きました。）
多年度受験を経て、ついに合格へ
私も４回目の受験で合格しました。３回目の試験に失敗して（なんなら３回目が一番点数が低かった）、もうこの試験は受かる気がしないと思っていましたが、なんとか合格することができました。
100字訓練の毎日解答は一例ですが、諦めずに学習を続ければ合格を勝ち取ることができると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この内容が少しでも100字訓練のやり方の参考になればと思います。
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